英雄伝説6・3rd

英雄伝説6 : キャラクター総合


■こちらは英雄伝説6FC&SC&3rdのキャラクターを総合したの紹介コーナーです。
FCからのは「この色」。
SCで追加された事実は「この色」。
3rdで追加された事実は「この色」で追記致します。

なお、ネタバレ要素を含みます。




【空の軌跡3rd・TOP】 【遊撃士】 【身喰らう蛇】 【星杯騎士団】 【全キャラクター】
■ラッセル博士 (68)
 リベールに導力革命をもたらした導力学者。オーブメントを発明したエプスタイン博士の直弟子で、リベールのオーブメント技術の基礎を確立した人物。元ツァイス工房の工房長をしていた事もあるが、現在は自宅での研究にいそしんでいる。
 幼馴染みのマオ婆さんによると、「昔から研究の事しか頭になくて、放っておいたらどこまでも自堕落に過ごす」……との事らしい。

 天才らしく、熱中すると周囲が気にならなくなる性分。また見たままを直感的に表現するらしく、エステルを「触覚」と言ったり、アガットを「ニワトリのトサカ」と言ってたりもした。
 本名は「アルバート・ラッセル」といい、3rdでようやく明かされた。もっとも、そうフルネームで呼んでいるのは、娘のエリカさんではあるが。

 SCではその頭脳を遺憾なく発揮し、様々な面での技術支援を成しえている。リベルアーク事件が解決したその半分以上の功績は彼にあるといえる。

 3rdでは、帰国した娘のエリカと、どつき漫才のごとく研究合戦をしていた。喧嘩するのが日常だったようである。
関係者:  エリカダンティータアガット
↑UP


■リアンヌちゃん
 モルガン将軍のお孫さん。

 王都騒乱時には行方不明になり、個人的に30分以上探させていただき、なんともハラハラさせていただいた。
 劇中は一時人質となって殺されかけ、個人的に激怒したが、解決後の本人は至ってノンキ。人の気も知らないで・・・。

 3rdではシェラザードの過去エピソードで、生まれる前、母レイチェルのお腹の中にいた頃の話がある。劇中6年前でまだ生まれてなかったのだから、SC時点での彼女はまだ4〜5歳であるという事がわかる。
 また、父の名はアーヴィング、母はレイチェル。そういえば3rdで初登場。
関係者:  モルガン
↑UP


■リシャール元大佐 (35)
 本名「アラン・リシャール」。元・王国軍情報部の責任者。

 リベール国の自主独立が他国に脅かされている現実を憂い、クーデターを起してでもリベールを守るという手段を取った。
 それは師であるカシウスが軍を去った事で不安が増したのが原因だったのだが、遊撃士に諌められると共に、《身喰らう蛇》に利用されていた事を知る。

 一度は罪人として服役したが、《身喰らう蛇》の襲撃から女王や王都を守った事で、恩赦を得たようだ。
 謀反人となった今でも国民に人気があり、クーデターにしても、それなりの事情があったのではないか、という世論が比較的多い。

 事件解決後の詳細は明らかではないが、カシウスが再度退役した事からすると、なんらかの形で軍に復帰したものと推測された。

 しかし、3rdでは退役し故郷のルーアンで、情報会社「R&Aリサーチ」を立ち上げ、活動しているとの事。その件でカシウスに会いに行った時、剣の道に迷うアネラスと勝負もしていた。彼の剣もカシウスから学んだものである事から、その抜刀術は「八葉一刀流、五の型《残月》のアレンジ」だとアネラスの弁。
 いまでもクーデターの事を自虐的なほど悔いているが、影の国でカシウスと戦い、勝ち抜いた事で自らの殻を破ったようである。

 過去エピソードでは、彼が民間に情報会社を設立した理由に触れられており、軍という固定化された世界でのみの視点で物を視ているだけでは、偏った見かた考え方を持ってしまう。自由な視点で世界を俯瞰する事で、違う見方ができるのではないか?……という事だとか。また、民間において情報を重視する目を作るための足場固めをしたいとも語っている。
関係者:  カノーネカシウスアネラスモルガンシード
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■リース=アルジェント (18)
 星杯騎士を補佐する従騎士。新人としてケビンに付く。彼とは幼き日を共にした間柄で、 突然、従騎士として現れた事で彼を驚かせた。

 理論的思考の持ち主で、正論を吐かせれば識者さえも黙らせる。とても頭のいい娘。しかしその美少女ぶりはエリカ博士も絶賛で、
”クールで涼しげなのに、どこか幼さを残した端正な容貌! しなやかな身体を包み込む可憐で控え目なシスター服! なかなかの破壊力だ”……だそうだ。

 ケビンいわく、いつも腹ペコ。その昔、厨房に忍び込んで怒られたとか。

 劇中では、《影の王》についてケビンには心当たりがあるというのに、自分にはそれが掴めない事から、レンに八つ当たりする場面もあった。
 レンとは登場時にもいざこざを起しているが、もしかしたら、彼女がレンに怒る理由の一つとして、孤児院で子供達の面倒を見ていたから、というのがあったのではないかと思われる。ナマイキな子供が見るに耐えなかったのかもしれない。「しつけは大事」と彼女も言っていることだし。
関係者:  ルフィナケビンアインレン
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■リックス
 王都グランセル在住の青年で、アントンの相棒。若者の葛藤にさいなまれるアホな友人を生暖かく見守るだけの人。手伝わないし、口も出さない。

 アントンの奇行を見て、それなりに楽しんで入るようだが、どうも彼自身もヒマなようだ。(そうでなくては付き合わないだろうし)
関係者:  アントン
↑UP


■リッジ
 ロレント支部の遊撃士。シェラザードの後輩。シェラザードがいつも何かにつけて抜けるので、その間の仕事は全部任されている。
 しかし、その口ぶりはシェラを師として崇めているらしく、仕事を押し付けられても(それほど)文句もいわない。とても仲がいい。
 遊撃士になって3年目、と本人談。酒豪ランクE。全然飲めないらしい。
 SCでは「マルガ鉱山」での護衛という任務で、敵の出現を一人残って食い止めるなど、遊撃士魂をみせていた。
 しかし常に辛勝な態度を取っているため自身の無さを抱えているらしい。アガットも、「実力はあるのだが、自信が伴わないため上のランクにいけない」と言っていた。
↑UP


■リノン
 ロレントにて《リノン総合商店》を営む青年。エステル達とは昔からの顔なじみで、特にスニーカー大好きなエステルはお得意様。

 母親であるブルームが彼の嫁について心配しているのを困り顔で見ており、少なからず警戒もしている。
 ……そして、たまたま家に厄介になる事になったキディにも当初は嫁候補なのでは、と警戒心を抱いていたが、彼女が仕事に熱心で、マジメであるという部分を素直に褒めていた。しかも、意識していたわけではないのだろうが、嫁に来るならこういう人がいい、とまで漏らしている。

 彼自身も口にしているが、「男として追い込まれている気がする」そうで、この辺りが年貢の納め時らしい。ヨシュアに大変そうだ、と同情されていた。
関係者:  ブルームキディ
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■リラ (20)
 ボース市長メイベル専属のメイドで、身の回りの世話をしている女性。余計なことは話さない無口、というか職務に忠実な性格。押しが弱いわけではないが、メイベルの行動力に押されていつも振り回されている。

 本名を「レーニ」といい、10年前の《百日戦役》で両親を失ったところを、メイベルの父に救われて現在に至る。当時の写真(画像一番右)を見ると、快活にみえる彼女の性格までが変わってしまったと感じる。当時負った心の傷の深さが見えるようだ。
 叔母(母の妹)コルナとの再会を拒んでいたが、メイベルらの言葉により覚悟を決め、過去と向き合った事で、現在の自分の幸せを今一度感じたようである。コルナいわく、若くして亡くなった母にそっくりだとか。

 叔母は「レマン自治州」に住んでおり、そのうちメイベルと共に里帰りする予定だそうだ。
関係者:  メイベル
↑UP


■ルグラン爺さん
 ボース支部の受付。よく気が利く。カシウスとも知り合いで呼び捨て。

 好々爺なのだが、それゆえに特徴らしい特徴がなく、けっこう忘れられる人かも。

 10年前のエレボニアとの戦争まで、グランセル支部で受付をしていたが、戦争終了後にボースへとやってきた。(たぶん、戦争により一番打撃を受け混乱するボースを立て直すために、熟練した人が必要だったからだと思われる)
↑UP


■ルーシー・セイランド
 元ジェニス学園・生徒会の副会長。

 仕事もせずに逃げ回るレクターに変わり、実務をこなしていた才女。クローゼにも見惚れられるほどの可憐さを持ち、特に下級生に人気が高い。
 また、レクターとは友人でもあり、彼が試験勉強をしないのを、口で説得せず、いきなり一撃繰り出して黙らせるあたりは、扱いを心得ている。

 北部にある、「レミフェリア公国」からの留学生だとか。
関係者:  レクターレオジルハンスクローゼ
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■ルシオラ
 《身喰らう蛇》の執行者 bU 《幻惑の鈴》 ルシオラ。

 鈴を使った幻術が得意で、幻でありながら五感までも支配する力を持つ。何らかの理由で故郷に居る事ができなくなった彼女は、昔、サーカス団「ハーヴェイ一座」に身を寄せ、シェラザードを妹ととして接してきた。

 しかし、一座が運営費を賄えずに大きな借金を抱えてしまい、団長が自らの至らなさを痛感して悩んだ結果、貴族に売り渡そうとする。
 ルシオラ自身も、年齢が離れた彼に対して明確な愛を求めていたが、親子同然に暮らしてきた彼はそれを受けるわけにはいかず否定してしまう。(ルシオラも言う通り当然の判断)
 一座の大事を相談してくれなかった事、愛していた彼が離れてしまう事、それらの心の問題を、想いの深さゆえに自身で昇華できなかった彼女は、彼が手に入らないならば永遠に自分のものしよう、と団長を殺害してしまう。

 団長の死により一座が解散した後、妹分であったシェラザードを残して「やる事がある」と姿を消す。そして《身喰らう蛇》に加担した。
 ただ、彼女は「流されるように《身喰らう蛇》に〜」、と言っている事から、シェラザードと離れてまでやるべき事があったというより、自身の傲慢によりシェラザードの幸せまで奪ってしまった事で、一緒に居るべき資格がないと感じ、彼女と立場などの一切から逃げ出したかったのかもしれない。

 SCにてリベールに来た背景には、シェラザードがどうしているか心配だった、というのがその最たる理由だったらしい。最後は塔から落ちて生死不明となる。

 3rdでは、リベル=アーク崩壊時にグロリアスに乗っておらず、そのまま行方不明になっているとの事。そういえば、会話からすると、レーヴェを始め、ヴァルター達にもなかなか好意的な印象を持たれているようである。
関係者:  シェラザードヴァルターカンパネルラブルブランレオンハルトレンワイスマン?シスター
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■ルフィナ=アルジェント
 ”千の腕”の二つ名を持った従騎士。交渉術に長け、けして”負けない戦い”をしていた。その実力は守護騎士にも一目置かれる存在として名を馳せている。(ミュラーのような武人でさえ知るほど有名)
 彼女の方法論は、いくつもある選択肢の中から、最良のものを選び実行していくというもので、瞬時に何通りもの行動を思い浮かべる事ができるという頭の良さが武器と言える。

 ただ、

 最良の行動を選択するといっても、それは時に常人の理解を超えている行動に出ることもあり、過去に絶望の底にあったケビンを引き戻すためとはいえ、見知らぬ少年にいきなりキスするなど…、誰もが首をヒネるような行動をする事もあった。(皆、その話題にあまり触れないようにしている雰囲気はある)

 その一方で、……実質的な強さもなかなかのようで、あの剣帝レオンハルトにも負けない戦いにより引き分けにする。彼女いわく、落としどころに持っていっただけだとか。

 彼女の武器はボウガンと法剣だったようで、劇中には登場する彼女が持っていたと思われる武器、『魔弓アイオーン』、『霊剣シルヴァーン』が登場する。(あまり強くはない)……きっと彼女自身も、強いとはいえ、レーヴェに勝てるほどではなかったのだろう。それだけ、頭脳戦に優れていたという事。

 劇中の6年前、アーティファクトにより暴走したケビンを止めるために身を挺した事で死亡する。彼女の死後、ケビンは彼女の武器であるボウガンを使うようになり、リースは法剣を選んで使うようになった。(ケビンは早いうちから使っていたようだ)

 この3rdでは、ケビンに宿る《聖痕》の悪意により、彼の心に残るままの彼女として利用され、ケビン達に牙を剥いた。最終的には、ケビンとリースの手により、穏やかな心のままで逝く。
関係者:  リースケビンアイン
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■レイス
 ルーアン市の不良グループ《レイヴン》の幹部。頭も性格も軽い青年。
 3バカの中では唯一アダ名がない奴で、一人で口調が変。ヒャハハハ!……とバカな若者の象徴みたいな頭の悪いしゃべり方をする。

 技も独特で、脅して相手を攻撃、移動を不能にさせるなどゲームとしては実用的。
 後半で起きる事件において、率先的に街の力になっていた。(言い出しっぺはロッコのようだが)
 また、エステルに会うたびに「エステルちゃん」と言葉使いが違っていたので、彼にとってエステルは「好みのタイプ」だったのではないかと思われる。

 3rdでは過去エピソードで登場し、地域の役に立つために遊撃士になる決意をするが、先輩でもあるアガットに地獄の特訓を行われた。とうとう専用顔グラまでついた。
 カルナに叩きのめされて以来、姐御に対してお姉様的な憧れがあったらしい。
関係者:  ロッコディンアガットカルナ
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■レオ・E・ローレンツ
 元ジェニス学園・生徒会の書記兼会計。

 当時まだ新人であったジルとハンスに、レクター捜索の任務を与えていた。理論に強く現実主義者で、他生徒に感嘆の声を上げられてもいた。

 しかし、そんな彼でも仲間を大切にしているようで、打ち解けそうなクローゼに生徒会へ来るように誘ったり、ハンスの部屋で寝てしまったジルのために廊下で寝たり、レクターが突然退学した時には声を上げたりもしたのだとか。
関係者:  レクタールーシージルハンスクローゼ
↑UP


■レオンハルト
 《身喰らう蛇》の執行者 bQ 《剣帝》 レオンハルト。個人戦闘において右に出る者は皆無。レオンハルトとは「獅子の果敢」を意味する言葉で、通常は愛称である「レーヴェ」と呼ばれている。(むしろレーヴェとしか呼ばれていない)

 《白面》のワイスマン教授と共に、《輝く環》の封印を解き放とうとしており、一時期はリシャール大佐の部下「ロランス」として行動していたが、現在では次なる作戦のために暗躍している。また、劇中では各執行者と連絡を取り合う場面もあった。

 彼自身、修羅の道を突き進むと公言しているが、民間人への被害は断じて避けるべき、と誓っているらしい。古竜レグナートを操った時も、街を襲ったわりに死者を出さないよう配慮していた模様。ハーメルのような惨事は二度と起したくない、という気持ちが根底にあるようだ。

 彼が《結社》に身を投じた背景には、《輝く環》の力を示す事により、国家やオーブメントといった後ろ盾を失った人間達の弱さを見せ付ける事、その先にあるべき人の可能性を見定めるために《結社》に協力するというものだった……らしいが、最大の理由は、カリンの忘れ形見であるヨシュアを見守るためだったようである。しかしだからといって甘くはなく、敵対したヨシュアに対し、兄として、信念を別つ者として、厳しく接した。

 また、ヨシュアだけでなく、レンの行く末も気にかけていたようで、ヨシュア、レンの心を救うきっかけを与えたエステルに礼を言う場面もあった。

 最後にはワイスマンが百日戦役を起した原因だという確信を得て、力を得たワイスマンの『絶対防御』を破壊するが、反撃により倒れる。

 余談だが、彼の剣はワイスマンの持つ杖と同じく《盟主》より授かった『外』の理によって作られた剣、との事。詳細は不明。加入時期は1192年以降。10年前の百日戦役ごろ。
関係者:  ヨシュアカリンレンヴァルターカンパネルラブルブランルシオラワイスマンロランス
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■レクター
 元ジェニス学園の生徒会長。神出鬼没で、サボリ魔。そのうえ、しょーもない問題を起して迷惑がられている。
 元々の性格がお気楽極楽なのだが、物事の本質を見抜く力があるようで、肩肘を張っているクローゼを見抜いて遠まわしに諭したりもしていた。

 しかし実際は、学生の頃からオズボーン宰相の配下として活動していた。この年齢にしてはあまりにも有能で、オズボーンやオリビエ達とも対等の話ができる程のやり手。オリビエの過去エピソードでは、レクター書記官として登場する。

 彼がクローゼに投げかけた言葉は以下の通り
「このオレ様も万能じゃない。だからこそ世の中は面白い。」
関係者:  ルーシーレオジルハンスクローゼオズボーン
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■レグナート
 1200年前のゼムリア文明崩壊より生き続ける古竜。リベールに眠る竜の眷族。

 ワイスマンに操られリベールを混乱に落し、リベール王国軍と空中戦を繰り広げる。そしてエステル達とも戦った。しかし伝承されている通りに「無限の生命力」を持っており完全に倒す事は不可能のようである。

 彼の意思疎通の方法は「念話」という精神に直接話しかけるもので、距離、範囲を問わず思った先に意思を伝えられる。
 20年前、眠りにつく時にカシウスが現れ、剣の道を極めるために戦いを挑んできたとの事。それ以来、友好な関係らしく、最終決戦後にはカシウスを背に乗せてエステル達を助けにきてくれた。

 《輝く環》の行く末を見届けるという《古の盟約》があり、人の決意を見定めるまで、言動や行動を制限されている。また、その場を見ていたわけでもないのに、その会話や顛末を知る能力があるようだ。
 余談だが、彼の使う古代アーツは「プレッシャーエクスプロージョン」。
↑UP


■レナ・ブライト
 今は亡きエステルの母。10年前の百日戦役にて、破壊された瓦礫(がれき)から我が子を守るためにその身を盾として庇い、命を落す。
 生前の彼女はとても優しく、包容力のある物静かな女性だったようである。

 また、この姿はエステル自身の思い出から作り出された姿だが、寸分の違いもないようだ。
関係者:  カシウスエステルシェラザード
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■レナ(場合により変更)
 微妙な筋に大人気! ほがらか触覚、売れ線ナンバー1とくれば彼女しかいない。
 元気のよさの中に、時折見せる少女の恋心。その純真無垢な無類の世間知らずは、多くのオカッパ男を魅了する。
 エステル達がグランセル城でアリシア女王に会うため、メイドに化けたときに使った偽名。もちろんお母さんの名前。
関係者:  カリン
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■レン (12)
 《身喰らう蛇》執行者15 《殲滅天使》の異名を持つ少女。エステル達の前に現れ行動を共にしながらも、カノーネ達を使い《ゴスペル》のテストを行っていた。

 5年以上前に親が事業で失敗した事で売られ犯罪組織で売春行為を強要されていた(レンが言うには半年間だとの事)が、当時《身喰らう蛇》の一員だったヨシュア、レーヴェに救われ、そのまま執行者候補生として様々な技術を学ぶ。
 なお、どのような状況に置かれても別の人格を作り出し逃げ込む事で自我を保つ事ができる。また、天才と言われるほど優秀で、地面に染み込む水のようにどんどん知識を吸収できる。他の執行者にも色々と教わったとの事。
 全ての作戦行動において万能で、戦闘能力はヨシュア以上と言わしめた。

 彼女はその才能の一つとして、人形を自在に操る能力を持っているが、中でも筆舌すべきは『ゴルディアス級機械人形兵器 パテル=マテル』を動かす事だろう。その巨体を自分の両親として、心の拠り所を得ているようだ。
 拠り所というと、執行者の中ではレーヴェ、ヨシュアが好きで、作戦を成功させるのはレーヴェに誉めてもらえる事が嬉しかった、という理由が大きい。レーヴェに頭を撫でてもらい喜んでいる場面もあった。
 ワイスマンに「エステルのせいでヨシュアが《結社》に戻らない」と聞いて、当初はエステルを殺すつもりだったようだ。彼女にとって、それだけヨシュアもお気に入りだったという事だろう。

 元来の押しの強い性格とその圧倒的な力を持った事で、自分の思い通りにならないモノは許せない、という歪んだ人格が育ちつつあり、お気に入りであるヨシュアでさえも、気に入らなければ殺そうとする。
 しかし、エステルと出会い叱られた事で、立ち直るきっかけを手に入れた様子。

 また、ティータと共に時間を過ごした事から、とても彼女に気に入られており、まだ一方的ではあるが、友達という事になっている。

 3rdでは紆余曲折あり、エステル達と共に戦う事になる。劇中では、あいかわらずのおマセぶりであったが、優しくしてくれるエステルへの対応に悩んでいた。特に、偽カシウスに今度エステルと一緒に遊びに来い、といわれた時の顔はなかなかである。

 登場と共に険悪なムードになったが、ティータが友人として声を上げてくれたおかげで、無理なく仲間に入る事ができた。どうやらティータに対しては甘いようである。
 また、可愛いヌイグルミの話で、アネラスを加えた3人で盛り上がる事もあった。

 他にも、リースといざこざを起す事もあり、その中で彼女が”博士号”を3つ持っているという話が出てきた。化学、数学、情報理論とあり、定期的に論文も発表しているとの弁。(エステルの子供時代は虫取りばっかりしていたというのに……。)

 リースとは2度、喧嘩をしている場面があるが、レンがリースをからかったりする場面もあり、この二人は意外とウマが合うのではないか、とも見て取れる。

 また、3rdでは「ヘイワーズ」という名前は紹介されていない事から、「レン・ヘイワーズ」という名前はSCのみの偽名であった可能性も高い。(もちろん捨てた本名かもしれないが)

 さらに付け加えるが、エステル達から逃げるようにしている彼女だが、自分で隠密行動はヨシュアに劣ると名言している事がらすれば、エステル達にいづれ追いつかれる事を承知で逃げている事になる。3rdエンディングでも辛そうだったが、彼女自身はきっと、早く捕まえてほしいのだと推測される。いま逃げているのは、気持ちの整理をしているのかもしれない。

 → 【レンのエピソード解釈】(日記に書いてある場所に飛びます)

関係者:  レオンハルトヨシュアエステルティータヴァルターカンパネルラブルブランルシオラ
ワイスマンリースアネラスハロルド夫妻
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■ロッコ
 ルーアン市の不良グループ《レイヴン》の幹部。キレやすく、付いた仇名(あだな)が「ニトロッコ」。
 劇中では3バカの一角としてダメ悪役として活躍。エステル達にボコボコにされた。
 話し方を見ていると、3バカの中ではどちらかというと知性的な方らしい。しかしまあ…アダ名をみているとそうも思えないけど…。

 毎回何かするごとに、アガットを始めとする遊撃士にコテンパンにされ、自分の身の程を知っていく。そして自身が何もできず、持っていない事へのジレンマを抱えていったらしい。劇中でも、一人素振りをして鍛える場面があった。
 後半で起きる事件において率先的に街の力になったのは、彼が言い出したこと。

 3rdでは過去エピソードで登場し、地域の役に立つために遊撃士になる決意をするが、先輩でもあるアガットに地獄の特訓を行われた。とうとう専用顔グラまでついてしまったよ、ニトロッコ君。
 カルナに叩きのめされて以来、姐御に対してお姉様的な憧れがあったらしい。

 口と人相はとにかく悪いが、あんがい真面目な奴。また、3バカの中で一番戦闘能力に優れている事が自信過剰につながり、他の二人と仲互いする場面もあった。
関係者:  レイスディンアガットカルナ
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■ロランス・ベルガー少尉
 王国軍情報部に所属する特務隊隊長。《輝く環》の封印解除を成し得た事で、その任務を終える。

 詳細は「レオンハルト」にて
関係者:  レオンハルト
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